韓国政府、日本からの「3点セット」の輸出管理要求に大人しく従う……ただし、最大のハードルは残されている模様

戦略物資の輸出管理職員を拡充へ 対日対話控え改善措置=韓国(聯合ニュース)
韓国政府が、戦略物資の輸出入管理を担当する職員を増やす方針であることが2日、分かった。

産業通商資源部などによると、韓国政府は戦略物資の輸出入管理業務を支援する戦略物資管理院の職員を今年7~9月期の56人から25%増の約70人にすることを検討している。

4日に行われる予定の韓日局長級政策対話の準備会合を前に、日本側が問題提起した事項を改善しようとの趣旨とみられる。

 日本は韓国を輸出管理の優遇対象国「グループA(旧ホワイト国)」から除外した際に▼両国間の政策対話が一定期間開かれず、信頼関係が損なわれたこと▼大量破壊兵器などに転用される恐れのある物品について、輸出時に政府の許可を取得させるキャッチオール制度の規制に不備があること▼輸出審査・管理人員などに関する体制の脆弱(ぜいじゃく)性――の三つを挙げ、韓国を「グループA」に復帰させるにはこれらの条件が全て改善されなければならないと主張した。

 今月中旬には東京で韓日輸出管理政策対話が開かれるが、三つの条件のうち二つが満たされることになる。

 韓国は日本が求める内容を改善するために誠意を示しており、日本側が同じ主張を繰り返すことは難しくなる見通しだ。
(引用ここまで)


 韓国側が22日の経済産業省での記者会見で指摘された、いわゆる3点セット(輸出体制の拡充、輸出管理制作対話への参加、キャッチオール規制への緩さの改善)の要求に対して大人しく従おうとしていることが判明しました。
 やっぱり完敗しているじゃん。

 7月に輸出管理強化を施された時にそれやってればいいのに。
 なぜかムン・ジェインが「なにが起きても責任は日本政府にある」、「重大な挑戦」、「盗人猛々しい」だのイキりはじめて問題を拡大再生産することで対抗手段としてGSOMIA破棄宣言に至り、その3ヶ月後に外向的に完全敗北したわけですが。
 こうして改善することを日本側に確約したのであれば、逆に日本側は追い込まれたのですよね。
 まあ、韓国側は3点セットの提出をやりたくてもできなかったのでしょうけども。

 なにしろ最大の問題は輸出管理対話がなくなったことでもなく、輸出管理体制の脆弱さでもなく。
 キャッチオール規制がまともに働いていないこと。
 日本から輸出された戦略物資が消費する以上にあって、その行方が分かっていないことですから。
 おそらくはサムスン電子やSKハイニックスが「韓国で消費する」として輸入したものを中国の自社工場への輸出を行っていたのでしょうが、それすら許される話ではないのですよ。

 そういった緩い体制を立て直し、しっかりとした運用が為されているか否かをチェックしてはじめてグループAに入ることができる。
 で、そのチェックのためには経産省の官僚曰く「数年かかる」とのことで。
 まあ、輸出管理政策対話にすら何年も出てこなかったのですから、1回出席してなにもかも「ご破算で願いましては」なんてできるわけがない。
 「日本が同じ主張を繰り返すことは難しくなる見通しだ」じゃないんですよ。
 要求が達成されるまでは何度だろうと同じ主張を繰り返すだけ。
 それが気に入らないというのであれば、「いつでも破棄できる」としているGSOMIA破棄とやらをやってみればよいのです。

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