韓国、ついにWTOでの「発展途上国」の地位を渋々ながらも放棄

政府「WTO開発途上国」の地位を放棄(韓国日報・朝鮮語)
政府が韓国の世界貿易機関(WTO)内の発展途上国の地位を出すことを決定した。公式決定時点は来る25日、対外経済長官会議が有力である。すぐに発展途上国の地位を出しても関連の利点は相当期間維持できるうえ、当面米国の通商圧力及び防衛費分担金交渉などに備えたカードとして活用するという現実的な計算が作用した結果だ。ただし、農民団体が強く反発しており、陣痛が予想される。

20日、政府関係者は「様々な状況を勘案しWTO途上国の地位を放棄することにした」とし「近いうちに対外経済長官会議で、これを確定する方針だ」と述べた。ホン・ナムギ副首相兼企画財政部長官が主宰する対外経済長官会議は早ければ今月25日に開催される。米国を訪問中の本副首相も18日(現地時間)、記者団に「政府も問題を決着させる時期にきた」とし「ユ・ミョンフイ産業通商資源部本部長が、米国側と非公式の接触をするだろう」と述べた。

韓国のWTO途上国の地位の歴史は、1995年にWTO発足当時にさかのぼる。当時は、加盟国の宣言だけで、発展途上国の地位を選択できるようにした。韓国は農産物貿易赤字の悪化、農業基盤施設遅れ、農家所得の低下などを理由に、農業分野での途上国の地位を選んだ。WTO途上国は、輸入品に高い関税を課すことができ、国内生産品に補助金も支給することができる。また、加盟国が合意した関税引き下げ幅と時期の調整などで相対的に緩やかな規制を適用される利点を享受する。
(引用ここまで)


 やっとか。
 現状、WTOの「開発途上国」認定は自ら破棄しないかぎり、いつまででも持ち得るものだったりします。
 去年、台湾は自ら放棄することを宣言していましたね。
 以前からトランプ政権は中国がいつまで経っても途上国の地位に甘んじていることに対して不満を表明していました。
 中国との立場の差を見せつけるためにも必要な措置だったと報道されています。

 その一方で韓国は延々とその地位を保持し続けてきました。
 WTOの途上国であると、農産物の輸入に対して関税を高く設定できて自国の農業保護に有利なのです。
 今年の2月にはアメリカから「OECD加盟国、G20加盟国、世銀による高所得分類国、世界の貿易量で0.5%以上を占める国」の4つの基準のどれかを満たしていれば途上国とはいえないという基準がWTOに提出されました。
 韓国はこの基準をすべて満たす唯一の国だったりします。

 まあ「植民地出身で唯一の30-50クラブ(そんなものはない)」だのなんだの言っていたのだから、途上国認定から抜け出せっていうのは当然の話。
 これまで「韓国は途上国と先進国の両方の気持ちが理解できる扇の要だ」とかなんとか言ってきましたが。

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 ひとりあたりのGDPが3万ドルを超えてまで途上国の地位にいた連中が言うことじゃないよなぁ……って話です。
 今回の地位放棄も自ら望んでしたわけではなく、トランプ政権の設定した期日にぎりぎり間に合うようにしただけ。
 まあ、アメリカにしてみたら韓国はあくまでもついでで本丸は中国ですけどね。
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