ムン・ジェイン「青年雇用の数字は上がっているのに、彼らがそれを体感できていないのはなぜだ。分析して対策を用意せよ!」……大学で電気を消したりする「仕事」ばかり増やしているからじゃない?

ムン大統領「青年雇用指標は改善されたが、体感は難しい理由の分析せよ」(韓国日報・朝鮮語)
ムン・ジェイン大統領が、青年の雇用指標と体感状況で差がある理由を分析し、対応策を用意するよう関係省庁に17日指示した。

ムン大統領はこの日午後、政府のソウル庁舎で開かれた経済長官会議で「15〜64歳の雇用率が過去最高を記録するなど、最近の雇用回復がはっきり、雇用の質の改善が続いている」として、イ・ジェガプ雇用労働部長官の報告を受け「青年雇用指標が改善されているが、体感状況が依然として困難である理由を分析し、対応策を検討してほしい」と指示したとコ・ミンジョン大統領府報道官が明らかにした。

続いて「最近の雇用状況から40代と製造業の雇用減少を最も痛い部分に指摘しながら、これに対する対策を検討するよう要請した」ととスポークスマンは伝えた。
(引用ここまで)


 ムン・ジェイン「青年雇用指標は改善されたはずなのに、それを体感できていないのはなぜか。原因を分析し、対応策を用意せよ」

 ……数字をごまかしているからじゃないですかねぇ?
 何度も楽韓Webでも揶揄している「大学の教室で授業が終わったあとに灯りが点いていないかを確認し、点いているようであれば消す」という仕事、韓国では「電気管理士」と称しているようですが、これは若者がやっているようです。
 今年初めあたりに放映された未来世紀ジパングでも電気管理士の話題を取り上げていて、青年とおぼしき人がやっていたのを覚えています。

ニュースが伝えない韓国異変!2019(テレビ東京)

 そういった仕事を蔓延させて「仕事は充分にあります!」ってやったところで、次のキャリアにつながるわけでもない。
 ノーベル経済学賞受賞者のポール・ローマー教授からも「雇用のふりをした雇用」と揶揄され、実際の20代の若者からは「あんなの仕事じゃない」って叫ばれる。
 就職できなかった大卒者4000人をインターンとして半年間雇い、なにもさせずに月15万円を配るだけの簡単なお仕事なんてのもありましたね。

 こういった「官製雇用」でごまかし続けているだけで、将来に続くような話ではないから「体感できない」わけです。
 20代が必要なのは将来につながるキャリア、履歴書に「こんなことをやってきました」と書けるものであって「20代の間、大学で電気管理士として働いてきました」なんていう話ではないのですよ。
 雇用情勢をリアルタイムで表示するモニターを大統領執務室に持ちこんだ、とか言っていましたが……数字だけ整えたところでどうなるものでもないのです。
 その数字すら整えることができないのが40代の雇用、ということになりますかね。
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