韓国SKハイニックスがフラッシュメモリ、DRAMの減産に踏み切る……フッ化水素等の材料節約も理由のひとつ

営業利益が10分の1に…SKハイニックスがDRAM減産を宣言(朝鮮日報)
韓国SK、フラッシュメモリー15%減産へ 輸出規制が影響(日経新聞)
 韓国半導体大手、SKハイニックスは25日、4-6月期の営業利益が前年同期比89%減の6376億ウォン(約584億円)だったと発表した。売上高は38%減の6兆4522億ウォンだった。一時6兆ウォン以上を記録していた営業利益は10分の1にまで減少。直前の1-3月期と比べても、営業利益は53%減、売上高は5%減だった。このままでは10-12月期に赤字転落するのではないかとの懸念も示されている。

 同社は半導体不況を乗り切るため、主力製品であるDRAMの生産量を10-12月期から削減することを明らかにした。同社のDRAM減産は11年ぶりとなる。

 SKハイニックスのDRAM減産にはもはや持ちこたえられないという判断が背景にある。DRAM需要が減少しているにもかかわらず、現在の供給量を維持すれば、売れば売るほど損失が出る状況になりかねないからだ。
(引用ここまで)

韓国SKハイニックスは25日、2019年のNAND型フラッシュメモリー生産を18年実績に比べ15%減らすと表明した。日本政府による半導体材料の輸出規制拡大を受けて、材料を節約する必要があると判断した。4日の規制拡大後、韓国の半導体大手が生産計画を修正するのは初めて。SKはメモリーの製品在庫を2カ月分抱え、同社の顧客に短期的に影響が出る可能性は低い。 (中略)

SKの車辰錫(チャ・ジンソク)最高財務責任者(CFO)は25日、アナリストとの電話会議で、対韓輸出規制について問われ「規制が長引けば、メモリーの生産に支障がでる可能性を排除できない」と話した。その上で「材料の使用量を減らして、問題が出ないよう努める」と強調した。

SKは4月にもメモリー市況の悪化を受けて19年通年の生産量(シリコンウエハーの投入量ベース)が前年比10%減るとの見通しを示していた。日本の政府の輸出規制拡大を受けて、減産幅を拡大するとみられる。
(引用ここまで)


 営業利益が前年同期比で89%減となったSKハイニックスがDRAM、NANDフラッシュメモリともに減産を発表。
 これは4-6月期のものなので、日本の輸出優遇措置是正の結果ではありません。純粋にメモリ半導体下落のペースが想像以上だったためです。
 DRAMは在庫のだぶつきを調整するため。
 NANDフラッシュについては輸出優遇措置が中止された材料の使用量を減らして、生産を確実にするためとの話。
 DRAM、NANDフラッシュメモリ最大手のサムスン電子についてはまだ正式には話は出ていませんが、減産するとしたらNANDフラッシュメモリからだろうという話は早期から出てましたね。
 うちのエントリで7月10日ですから、かなり早期。

 とにかくいま、NANDフラッシュメモリを使ったSDカード、SSDの下落具合は唖然の一言。
 ちょっと前まで1万5000円していたLEXARの512GBのmicroSDXCカードが7143円とかですからね。
 SSDも1TBで1万3000円前後。どうした、なにがあったって心配になるくらいの価格。
 1年前の去年中頃あたりでは3万円くらいしていたような……。
 SSHDで妥協していたPS4のストレージをSSDにしようかと本気で思うくらいの下落具合。

 ただ、半導体材料輸出優遇措置是正でこうして減産ペースが速まるとなると、ちょっとこのあたりの下落ペースも怪しくなってくるかな……という感じ。
 特にスポット価格はこうした市場情勢にかなり左右されがちなので、上昇基調にあります。
 DRAM、NANDフラッシュメモリ共に買うのなら今かもしれませんね。
 第3世代Ryzen+32GB(以上)で組むなら「今こそ時期」か。

 サムスン電子も中国西安の工場でNANDフラッシュメモリを製造しているので、減産するとしたらここから……でしょうね。
 おそらく日本政府の(そしてアメリカ政府の)最大の狙いは韓国企業による中国工場への迂回輸出阻止。
 中国工場への迂回輸出の件はうまく自分の中で話がまとめきれていないので扱ってきていませんが、そのうち書きます。
 ま、とりあえずSDカード、SSD、DRAMを買うなら今ってことは多くの人に納得してもらえるのではないでしょうか。

17800円……か。
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2018/6/18
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