U-20W杯で韓国代表が決勝進出 → 韓国人「彼らを兵役免除にしよう!」と例の大統領府掲示板に殺到へ……

「U-20兵役特例」国民請願賛成急増... 芸術・体育特例第また浮上(聯合ニュース)
政府が芸術・体育特技者兵役特例制度の改善案を模索している間にもU-20サッカー代表チームの選手たちが、既存の評価と展望を破り決勝進出しており、兵役恩恵を与えようという声が出てきた。

現在、大統領府国民請願掲示板には、このような声を盛り込んだ請願3件上がってきた現在までに1万5千人が「同意」、「賛成」意見を表明した。16日未明、ウクライナとの決勝戦を控えて請願参加者は急増するものと予想される。

国際大会における入賞者の兵役特例の「もう一つの特例」の問題が浮上したのは今回が初めてではない。韓国がそれぞれ4強まで上がった2002年韓日ワールドカップと2006年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)大会の時も、例外的に兵役恩恵を与えようという主張が出た。
昨年「ビルボード200」上に上がり、Kポップの歴史を新たに書いたグループ防弾少年団(BTS)にも「国威宣揚の面で兵役特例給付の対象となるに十分である」という意見が少なくなかった。

韓日ワールドカップとWBC大会後、選手たちに兵役恩恵を与えたが「兵役公平性」について国防部と兵務庁は、決勝に上がったU-20代表チームに利益を与えようという請願に注目し立てながら一度慎重な立場を示している。

国防部は「現行法令上、芸術・体育要員として編入することができる体育大会にU-20ワールドカップは該当しない」とし「兵役特例を認め問題は兵役義務の公平性、政策の信頼性と国民の共感などさまざまな側面を考慮しなければならない事項で、現在U-20サッカー代表チームの兵役特例は検討していない」は原則的な立場を明らかにした。
(引用ここまで)

 明日に予定されているU-20ワールドカップの決勝戦に韓国代表が進出しています。
 で、またぞろ兵役免除に値するのではないかという話になって、いつもの「国民制限掲示板」にいくつか請願が上がってきているそうですよ。

 これまで特例は2002年の日韓ワールドカップ、そして2006年のWBC。
 どちらもベスト4まで上がったことで国民を勇気づけた、ということで兵役免除が認められました。
 その後、他競技の選手から「世界選手権で1位になっても兵役免除にならないのに、なんでサッカーと野球だけはベスト4で特別なんだ」という声が挙がって、これらの特例は認められなくなりました(すでに発効された兵役免除は有効)。
 現在のところ、兵役免除として認められるのは以下の項目のみ。

・オリンピックで3位以上
・アジア大会で優勝
・国際芸術コンテストで2位以上
・国際大会がない場合は国内芸術コンテストで1位獲得

 これらの条件を満たした場合、スポーツ・芸術要員として4週間の基礎訓練と、ボランティア、社会奉仕活動を544時間こなすことで兵役相当と見なされます。
 ちなみにこの社会奉仕活動をやっていないのに「やりました」と届け出て、韓国代表から永久追放されたのがFC東京のチャン・ヒョンス。アジア大会での優勝で兵役免除となったんでしたっけね。
 ディフェンダーとしてはまだ芽がある選手なのにね。

 さすがに一発勝負しかないのは不平等ではないかということで、以前からポイント制にするのはどうかという議論があります。
 たとえばアジア大会で3位なら10点、1位なら50点。総計で100点を超えたら兵役免除……というようなシステム。
 これなら世界選手権等でもポイント対象にすることはできる、という利点があるのですね。
 ただ、あまり兵役免除を増やしたくない兵務庁はこれまで制度改革を有耶無耶にしてきていました。
 兵役負担を減らす方向としているムン・ジェイン政権によって押し切られそうだ、との話も出ています。

 ま、どっちにしてもU-20ワールドカップの結果では兵役免除に値しないというのが、国防部と兵務庁の見解。
 あと、あまりアンダーエイジ大会での活躍とかをあてにしないほうがいいですよ、というのも言っておいたほうがいいんじゃないでしょうかね。

ブラジルを破った時の主力でも大成しなかった選手いっぱいいるもんな……。
28年目のハーフタイム (文春文庫)
金子 達仁
文藝春秋
1999/10/10
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